今日の最初のお客さんは、ペルー人女性とオーストリア人男性のお二人。「カミーノ行きましたか」「松がきれいです」と片言の日本語を話す。塀に貼ってあるスペイン巡礼道のカミーノの看板と雪吊りの松に魅かれたらしい。私も嬉しくなり「ビエーン カミーノ」と良い旅路をとの意味のスペイン巡礼の合言葉でかえす。ご注文は、こめ豚キーマカレー。このカレーは、外国人にも評判が良い。ポークランドのこめ豚キーマカレールーにあわせて、ご飯は精米したて炊きたての石川県産こしひかり(BMW農法のぶった農産特別栽培米)に、加賀野菜の小坂れんこんと五郎島金時芋の素揚げ(揚げ油は、平田産業のノンGMO菜種油)に、COOPの国産野菜の福神漬けとらっきょうを添える。「オイシイデス」「ゴチソウサマ」と今日も完食だ。とても気持ちが良い。カフェくわじまには、ほぼ毎日外国から見えたお客さんが来店される。クラシックな町家の佇まいとカミーノの看板が受けるようだ。私が昨年カミーノ800キロを歩いた時に、さまざまな外国人にたいへん親切にされた。金沢の地でお返ししたい。