時の記念日

6月10日
今日は時の記念日。カフェに架けてある大正時代に作られたらしい古時計もカチコチと時を刻んでいる。この時計を3年前に直してくれた方が、今朝の新聞に、『古時計師「直しがい」求め　金沢の井上さん、全国から依頼』と載っていた。今もお元気そうな姿を拝見できてよかった。私が井上さんの言葉で覚えているのは、「古時計は異性を愛おしむように、優しく接すること、ゼンマイはいっぱいに巻かないで8割くらいで多少の余裕を残した方が無理はかからなく永くつきあえる」と取り扱いのコツを教わったこと。また、渡されたカードには「完成した時計をお届けしたら終わりなのではなく、これからがお客様とのおつきあいの始まりだと思っています。修復した時計のことに限らず、古時計に関することでしたら何でもお気軽にメールをください。喜んでサポートをさせていただきます。」と書かれてあった。これが職人さんの心意気だよね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9d77cc44ff4383dcd5d51db4f602f8c326dc641